2012年10月22日月曜日

岩木山

青森県内最高峰の岩木山はその美しい円錐形の山容から「津軽富士」と呼ばれ、津軽地方の人々のかけがえのないシンボル的存在となっている。山頂部は外輪山の巌鬼山と鳥海山、中央火口丘の岩木山の三峰に分れ、山頂の岩木山には岩木山神社の奥宮が祀られている。古くから「お岩木山」や「お岩木様」などと呼ばれ親しまれ、山岳信仰の対象として崇められている。いまもなお旧暦の8月1日には「五穀豊穣」「家内安全」を祈願して集団登拝する行事「お山参詣」が行われている。火山起源の独立峰であるが、高山植物が豊富で6月下旬~8月初旬には東北を代表する名花、岩木山の特産種ミチノクコザクラが咲き、多くの登山客や津軽岩木スカイラインを利用してくる観光客がこの花を目当てにやってくる。山頂からの展望も良く、八甲田連峰、白神山地、津軽半島、更には北海道の松前崎までも見渡すことができる。山麓には様々な泉質の温泉が湧いており、登山口のあるに嶽地区と百沢地区には複数のホテルや旅館が立ち並び、温泉街の風情を味わうことができる。

「日本百名山」より

弘前出身の作家石坂洋次郎や金木町(現五所川原市)生まれの太宰治の作品中の岩木山についての描写を紹介している。津軽地方では古くから岩木山を「お山」や「津軽富士」と呼び、尊び崇めていた様子が伝わってくる。さらに古くから伝わる「お山参詣」の行事についても詳しく説明をしている。
氏が岩木山に初めて登ったのは本書を書く35年前も前のことである。弘前から百沢までバスで入り、百沢からはトラックに便乗し、嶽温泉で一泊した。当時は電気も通ってない湯治場であったようだ。翌日は雨まじりの曇天の中、現在の嶽コースを登り、鳥ノ海から山頂に至っている。帰りは現在の百沢スキー場を歩き、岩木山神社のある百沢へ下りた。
氏は岩木山について、裾野を広く伸ばした堂々とした山容が見事であると述べている。さらには太宰の長編「津軽」での描写を綴り、「お山参詣」という行事が古くから伝えられている所以はその美しい姿にあると感じているようである。

弘前バスターミナルより嶽温泉乗り換えで、岩木山8合目までバスが運行されている。8合目からは標高1420m地点の鳥ノ海噴火口まではリフトが運行されている。これらを利用すれば、歩行距離が約1kmで30分程歩けば岩木山山頂に到達できる。実に岩木山登頂者の95%以上がこの手段(自家用車を含む)を利用しているといわれているが、これでは全く味気のない山旅となってしまう。ここでは日帰り登山ながら岩木山登山の醍醐味を存分に味わえるルートを紹介する。ここに紹介するルートの他、弥生コース、赤倉コースなどもあるが、交通の便と下山後の楽しみを考え、百沢コース→嶽コースというルートをおすすめする。

八甲田山


八甲田山は青森市の南側、十和田八幡平国立公園の北端に位置する火山群の総称で、国道103号線を挟んで北側が北八甲田連峰、南側が南八甲田連峰と呼ばれている。八甲田山という名称は「新撰陸奥国志」によれば、八の(たくさんの)甲(たて)状の峰と山上に多くの田代(湿原)がある様子から由来しているという。年間を通して標高1300mの田茂萢岳山頂付近までロープウェイを利用でき、豊富な高山植物帯や毛無岱などの湿原歩きを気軽に楽しむことができる。冬季にもこのロープウェイを利用して、この地方特有の豪雪と強い季節風がつくりだすアオモリトドマツの見事な樹氷がみられる。山頂からは360度の展望がひらけ、火口越しの高田大岳、津軽平野に聳える岩木山や青森湾の眺めがすばらしい。山麓には千人風呂で有名な酸ヶ湯温泉のほか城ヶ倉温泉、谷地温泉、猿倉温泉など多種多様な泉質をもつ温泉地が散在し、観光客や登山客で賑わっている。

「日本百名山」より

八甲田連峰の峰々はただの一峰も目立つ山はないが、峰々が頭状花序のように集まった一つの山として見れば名山として百名山に推すに足りるとしている。国立公園に指定されて以来、観光道路がつくられ流行の観光地となってしまったが、八甲田は逍遥に適した山で、自分の足でゆっくり歩いてこそその真価がわかるとしている。氏は30年前より3度ほど八甲田山に登っている。酸ヶ湯温泉から登ったこともあるようだが、大岳登頂後は毛無岱へ下ることを勧めている。毛無岱は絨緞を敷いたような原で、そこに沼が点在し、ハイマツとアオモリトドマツが原を覆う風景は神の工を尽くした名園であると述べている。また八甲田山の風景の個性は広大な高原とそれを覆うアオモリトドマツであり、見事な樹氷がみられる冬には、スキーリゾートとして発展していくことも予想している。

2012年10月19日金曜日

斜里岳


斜里岳は知床半島の付け根に位置する休火山で、約25万年前の噴火で現在の円錐形の山容が形成された。オホーツク海側から眺めると、山裾が長く富士山型の独立峰に見えるため、オホーツク富士とも呼ばれている。「シャリ」とはアイヌ語の「サル」が訛ったもので「葦の生えた湿原」の意味する。現在は畑作地帯が広がる山麓も開拓以前は広大な湿地帯であったことがうかがえる。登山道から見る景色は、オホーツク富士と呼ばれる山容とは異なり、尾根と谷が複雑に入り組んでいて、羽衣の滝、見晴の滝、竜神の滝と名付けられた大小の滝が連続していてる。頂上部分は溶岩ドームが形成され、直下の崖ではこのドームの玉葱状の節理を見ることができる。頂上からは畑作地帯の向こうのオホーツク海や海別岳から北東のびる知床連山の眺めが美しい。

「日本百名山」より

深田氏にとって斜里岳はその姿を写真で見て以来の憧れの山であった。登る機会を得てその美しい山容を実際に見ることができたのは入山日の午後一度きりで、このことを非常に残念に思っている。奥さんと次男、釧路山岳会のメンバーを伴い清里町駅に降り立ち、清岳荘に一泊して翌日山頂に立った。現在最もポピュラーなルート、滝の連続する旧道から登り、尾根伝いの新道を下った。山頂では濃い霧に展望を阻まれたが、その優美な山容と下山時に見た高原風の美しい景色に十分魅せられていた。昔から名山として崇められていたこの山にはアイヌ語の「オンネプリ」(大山の意)という山名がふさわしいとしている。





斜里岳の登山口へのアクセスは知床斜里からの路線バスの廃止以来、車の利用が基本となっている。最寄りの女満別空港から入る場合は、女満別空港線か知床ライナーで網走・知床斜里まで行き、JR釧網本線に乗り継ぎ、清里町で下車する。清里町市街から登山口の清岳荘までは約15kmもあるのでタクシーを利用することとなる。新千歳空港から入る場合は、札幌より都市間バスイーグルライナーかドリーメントオホーツク号で道東方面へ向かう。イーグルライナーは1日2便と少ないが、清里町を経由するので時間があえばこれを利用したい。また夜行便を利用すると日帰り登山が可能となり、宿泊費の節約と旅程の短縮になる。JR特急オホーツクを利用すると都市間バスよりも移動時間は短くなるがコストは高くなる。レンタカーを利用すると、タクシーの利用もなくなり、近隣の羅臼岳とのセット登山もスムーズになる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー交通機関情報
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JR快速エアポート
新千歳空港ー札幌間
最速36分 1040円 1日50便以上
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イーグルライナー (中央バス・斜里バス)
中央バス札幌ターミナルー清里町新栄間 (札幌⇄知床)
5時間35分(夜行便6時間00分) 片道 6800円 往復 12900円 回数券4枚綴り 24500円
1日2往復 予約制
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ドリーミントオホーツク号 (中央バス・北見バス・網走バス共同運行)
中央バス札幌ターミナルー網走駅前間 (札幌⇄網走)
5時間47分(夜行便6時間17分) 片道 6210円 往復 11710円 回数券4枚綴り 22080円
1日9往復 予約制
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JR特急オホーツク (JR北海道)
札幌ー網走間 (札幌⇄網走)
5時間25分〜5時間29分 9130円 1日4往復
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スターライト釧路号 (中央バス・阿寒バス・くしろバス)
中央バス札幌ターミナルー釧路駅前間 (札幌⇄釧路)
5時間35分(夜行便5時間50分) 片道 5610円 往復 10200円 回数券4枚綴り 18360円
1日3往復 予約制
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女満別空港線 (網走バス)
女満別空港ー網走駅前間 (女満別空港⇄網走)
30分 880円 フライトにあわせて発着
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知床エアポートライナー (斜里バス・網走バス)
女満別空港ー斜里バスターミナル間 (女満別空港⇄知床)


6月中旬〜10月中旬の季節運行 1時間19分 2000円 1日3往復

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新千歳空港レンタカー店 20店舗以上  女満別空港レンタカー店 10店舗
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日本航空(JAL)  全日空(ANA)  北海道エアシステム(HAC)  新千歳空港  女満別空港
JR北海道旅客鉄道  中央バス  網走バス  斜里バス  阿寒バス  くしろバス  北見バス  北都交通
清里ハイヤー
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滝の連続する沢を登り山頂を目指し、展望の開けた尾根道を下る人気のルート。斜里岳登山者の大多数は清岳荘から入り、その多くは上りに旧道コース、下りに新道コースをとるこのルートを歩く。登山基地の清岳荘までは清里町市街から約15km、バスの運行はなく車の利用が必須となる。北側からの三井(玉石ノ沢)コースもあるが、駐車スペースのみの登山口で、登山者がほとんどいないという印象からか、こちらからの登山者は格段に少ない。

ルートガイド

清岳荘の脇の登山口からダケカンバの樹林帯に入っていくと、やがて旧清岳荘跡地へと続く林道へと出る。斜里岳道立自然公園の大看板を過ごし、登山道へ入っていく。一の沢沿いを徒渉を繰り返しながら登り、左手に仙人洞の洞窟を過ごすと、まもなく下二股の分岐にでる。この分岐で熊見峠への新道と一の沢伝いの旧道とに分れるが、上二股で再び合流する。上りは沢伝いの道をとり、水蓮の滝、羽衣の滝、万丈の滝などの滝を眺めながら、ローブや鎖をたよりに登っていく。見晴の滝あたりからは振り返るとオホーツク海が見える。さらに七重の滝、霊華の滝などの滝の淵を登り、右手からの支流に竜神の滝を見ると、細くなってきた沢水も涸れて上二股の分岐にでる。このあたりからはダケカンバやミヤマハンノキの低木帯なるが、やがて視界が開け胸突八丁の急坂となる。そのジグザグのガレ場の急坂を登りきると斜里岳と南斜里岳の鞍部にあたる馬の背にでる。ここから先は傾斜のきつい高山植物帯の尾根道となり、小祠のある斜里岳神社を過ごすと山頂は間近である。下山は一旦往路を戻り、上二股の分岐から熊見峠を越える新道コースを歩く。新道ははじめミヤマハンノキやダケカンバの樹林帯の上り下りを繰り返すが、竜神池への分岐を見送ると視界の開けたハイマツ帯の尾根道となる。振り返ると先程まで立っていた斜里岳の山頂部が大きく聳えている。緩やかな尾根道は熊見峠まで続き、斜里岳の展望台とも言われている。熊見峠からも尾根道がつづくが、やがてダケカンバの樹林帯の道となる。斜度は次第に増し一の沢に向かって一気に下るつづら折りの急坂となり、下二股の分岐で往路と合流する。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー斜里岳お役立ち情報サイト
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清里町HP  きよさと観光協会
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斜里岳参考宿泊施設
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JR清里町駅より徒歩10分 素泊 5260円より
きよさと温泉の宿 シーズン中は斜里岳登山の宿泊者多い 
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清岳荘 (斜里岳登山口の山小屋)
6月中旬〜10月初旬営業 素泊 1500円 寝具一式 300円
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清里オートキャンプ場
コテージ・バンガロー施設あり
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斜里岳周辺温泉情報
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きよさと温泉 (ホテル緑清荘内)
JR清里町駅より徒歩10分
10:00〜22:00 (土日祝日は21:00まで) 年中無休 380円
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セット登山の提案
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阿寒岳・斜里岳・羅臼岳3座に登る

羅臼山




羅臼岳は千島火山帯に属する知床連山の最高峰で、山頂部に溶岩ドームをもつ成層火山である。その丸みを帯びた円錐形の美しい山容から知床富士とも呼ばれている。古くはアイヌ語でチャチャヌプリ(親父の山の意)と呼ばれ、現在の羅臼の語源となった良牛(ラウシ=動物の臓物が多くある所の意)と地図に記された時代もあった。羅臼岳はオホーツク海と太平洋に挟まれた知床半島の中心部に位置し、羅臼岳を含む知床半島東部は1964年に国立公園に指定され、2005年には世界自然遺産に登録されている。アイヌ語で地の果てを意味する知床は、その地理的気候的環境と国や地域の自然保護策により原生に近い自然生態系が維持されている。羅臼岳周辺はヒグマやエゾシカ、キタキツネなどの野生動物が今もなお多く生息し、エゾコザクラやエゾキンバイソウに代表される高山植物の宝庫でもある。山頂からは、眼下の知床五湖や縦走路が続く知床連山、洋上の国後島、斜里岳、阿寒の山々などの大展望が楽しめる。山麓の登山口には、岩尾別温泉と羅臼温泉が湧き、オホーツク海側の西岸のウトロ温泉は知床観光の拠点となっていて、シーズンには多くの観光客や登山客で賑わっている。

「日本百名山」より

深田氏は日本最東北端の地、知床の代表として知床連山の最高峰である羅臼岳を百名山の1座として挙げている。僻地ゆえに知床の山々が登山の対象として取り残され、登山道の開発に時を要したことなど、その経緯と歴史について多く述べている。最初は積雪期に北大の学生によって登られ、その当時の登山者は岩尾別温泉を拠点にしていて、羅臼側からの登山道は昭和29年にようやく開発されたようである。
氏は羅臼を登山基地としたが、悪天候のために4晩も宿屋で待機することとなった。その間羅臼岳を一度も仰ぐことができなかったが、5日目に羅臼温泉から羅臼平を経て、ようやく山頂に立つことができた。羅臼平ではその広大なハイマツ帯の美しさに強い印象をもったようだが、山頂での展望は残念ながら濃い霧に阻まれた。このように山麓でも山頂でも終始天気には恵まれなかったが、羅臼岳は最果ての山、北方的風貌を帯びた山として氏の記憶に深く残ったようである。



世界自然遺産に指定され、一大観光地となっている知床は、シーズン中にあっては公共交通機関の便は比較的良い。しかしメインの登山口となっている岩尾別温泉までの状況は異なり、斜里バスターミナルから知床五湖へ向かう路線バスが、2010年より岩尾別温泉を経由しなくなってしまった。岩尾別温泉コースを登る場合は、最寄りの空港は女満別空港となる。知床エアポートライナーに乗り、ウトロ温泉から斜里バス知床線で岩尾別まで行向かう。女満別空港線とJR釧網線を乗り継ぎ、知床斜里から斜里バス知床線に乗っても良い。岩尾別から岩尾別温泉までは車道を1時間程度歩くこととなる。しかしウトロ温泉からタクシーを利用すれば15分程度で着いてしまう。羅臼温泉コースを登る場合も、ウトロ温泉から斜里バス羅臼線を利用する。根室中標津空港から入り、根室バスの空港線で中標津に出て、阿寒バス釧路羅臼線で羅臼まで行く方法もある。新千歳空港から入る場合は、それぞれ都市間バスのイーグルライナーやオーロラ号を利用する。イーグルライナーの夜行便に乗り、ウトロ温泉からタクシーを利用すれば、日帰り登山も可能となる。しかし見所の多い知床の山旅にはレンタカーの利用をおすすめする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー交通機関情報
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JR快速エアポート
新千歳空港ー札幌間
最速36分 1040円 1日50便以上
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イーグルライナー (中央バス・斜里バス)
中央バス札幌ターミナルーウトロ温泉バスターミナル間 (札幌⇄知床)

6時間45分 (夜行便7時間10分) 片道 8000円 往復 15000円 回数券4枚綴り 28000円
1日2往復 予約制 
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ドリーミントオホーツク号 (中央バス・北見バス・網走バス共同運行)
中央バス札幌ターミナルー網走駅前間 (札幌⇄網走)
5時間47分 (夜行便6時間17分) 片道 6210円 往復 11710円 回数券4枚綴り 22080円
1日9往復 予約制
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JR特急オホーツク (JR北海道)
札幌ー網走間 (札幌⇄網走)
5時間25分〜5時間29分 9130円 1日4往復
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オーロラ号 (北都交通・根室交通)
札幌大通バスセンターー中標津バスターミナル間 (札幌⇄根室)
6時間45分 (夜行便のみ) 片道 7200円 往復 13000円 回数券4枚綴り 24000円
1日1往復 予約制
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スターライト釧路号 (中央バス・阿寒バス・くしろバス)
中央バス札幌ターミナルー釧路駅前間 (札幌⇄釧路)
5時間35分 (夜行便5時間50分) 片道 5610円 往復 10200円 回数券4枚綴り 18360円
1日3往復 予約制
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女満別空港線 (網走バス)
女満別空港ー網走駅前間 (女満別空港⇄網走)
30分 880円 フライトにあわせて発着
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知床エアポートライナー (斜里バス・網走バス)



女満別空港ー斜里バスターミナル間 (女満別空港⇄知床)
6月中旬〜10月中旬の季節運行 1時間19分 2000円 1日3往復
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知床線・羅臼線 (斜里バス)
斜里バスターミナルーウトロ温泉バスターミナルー岩尾別間 (知床線 斜里⇄知床五湖)
1時間16分 1900円 1日3往復
ウトロ温泉バスターミナルー岩尾別間 (知床線 ウトロ⇄知床五湖)
16分 520円 1日7往復 (知床シャトルバス運行期間外)
ウトロ温泉バスターミナルー羅臼温泉前 (羅臼線 ウトロ⇄羅臼)
6月中旬〜10月中旬の季節運行 40分 1340円 1日4往復 
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新千歳空港レンタカー店 20店舗以上  女満別空港レンタカー店 10店舗  根室中標津空港レンタカー店 5店舗
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中央バス  斜里バス  網走バス  阿寒バス  根室交通  くしろバス  北見バス  北都交通
JR北海道旅客鉄道   ウトロ観光ハイヤー  羅臼ハイヤー
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登山口の岩尾別温泉までは2010年まで知床斜里からのバス便1便があったが、現在は運休となってる。バスを利用する際は4km下った岩尾別バス停を利用し、歩くこととなる。岩尾別温泉コースは羅臼側からの羅臼温泉コースに比べ、山頂までの標高差が小さく登山道も歩きやすい。また海洋性の気候による影響も少ないことから、岩尾別温泉コースを往復するのポピュラーなルートとなっている。硫黄山コースを歩き、山中1泊の縦走も魅力的であるが、マイカー規制の期間があり道路利用の申請も必要となるのでその計画には注意を払いたい。

ルート案内

木下小屋横の登山口から針葉樹と広葉樹の混交樹林帯に入る。ほどなく尾根道となるが、トドマツやミズナラの樹林に覆われてオホーツク海が見えるというオホーツク展望でも樹林の間に海が垣間見える程度である。標高560mの岩峰付近までは展望はあまり望めないが、岩峰からは知床五湖や知床半島に連なる山々がよく見える。急坂を登りダケカンバの林をしばらくいくと、涸れない水場弥三吉水に出合う。さらに樹林帯をすすみ極楽平と呼ばれる平坦地にでると、羅臼岳の頂が樹林越しに姿を現す。平坦な道がしばらくつづくが、やがてつづら折りの急峻な仙人坂となる。第2の水場銀冷水が現れ羽衣峠を越えると、大沢の谷に出る。7月までは雪渓を登ることなるが、雪渓の両岸にはエゾコザクラやエゾツガザクラなどの高山植物が花をつけている。雪渓は次第に細くなり火山礫のガレの道となっていくが、そこを登りつめると一面にハイマツに覆われた大平原、羅臼平が現れる。右手には羅臼岳の雄姿が、左手には三ツ峰が対峙して眼前に聳えている。羅臼平に踏み入り硫黄岳への縦走コースの分岐を見送ると、知床連山のパイオニア木下弥三吉翁のレリーフがある広場にでる。広場の先には羅臼温泉へ下る分岐があるが、分岐を右に折れ左手に国後島を眺めながら眼前の羅臼岳を目指しハイマツ帯の緩斜面を登る。こんどは羅臼温泉からの直登コースが合流するが、それを見送ると冷水が滴り落ちる第3の水場岩清水が現れる。ハイマツ帯の道は次第に傾斜を増し、小さな雪田を越えると急峻な岩礫地帯となる。この大岩が積み重なる岩礫帯の先には大展望の山頂が待っている。展望を十分に楽しんだ後、下山は往路を戻ることとなるが、海洋性の気候ゆえに天候は変わりやすい。強風時や濃霧時の羅臼平や雪渓などでは道迷いや転倒に細心の注意が必要となる。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー羅臼岳お役立ち情報サイト
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斜里町商工観光課  知床斜里町観光協会  知床羅臼町観光協会  羅臼町HP  知床民宿協会
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー羅臼岳参考宿泊施設
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木下小屋 (岩尾別登山口)
素泊 2000円 寝具持参 露天風呂あり
7月中旬〜9月下旬 要予約 TEL 0152-24-2824

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岩尾別温泉 ホテル地の涯
羅臼岳登山口の宿 温泉施設充実
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ウトロ温泉しれとこ村
山の宿 つくだ荘  海の宿 国民宿舎桂田
ウトロ温泉バスターミナルへの送迎あり
素泊プランあり ウトロ温泉では格安
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ウトロ市街より徒歩15分
テント1泊400円 キャビン4人用3200円
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羅臼岳周辺温泉情報
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岩尾別温泉 (ホテル地の涯内)
岩尾別温泉登山口
4月下旬〜11月上旬 800円 大浴場・庭園岩風呂
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岩尾別温泉露天風呂 三段の湯・滝見の湯
ホテル地の涯前
無料 混浴 脱衣所なし
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岩尾別温泉露天風呂 (木下小屋内)
岩尾別温泉登山口
10:00〜18:00 200円 男女別露天風呂のみ 0152-24-2824
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ウトロ温泉 夕陽台の湯
ウトロ温泉バスターミナルより徒歩10分
6月〜10月 14:00〜20:00 (受付は19:30まで) 500円 公共温泉施設
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羅臼温泉 熊の湯
羅臼登山口 通年24時間 無料の露天風呂
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7月〜8月 無料 ドラマ北の国から「2002遺言」で純とトドが入った岩風呂
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相泊温泉
6月〜10月 無料 知床半島最東端の温泉
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セット登山の提案
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阿寒岳・斜里岳・羅臼岳3座に登る










利尻山は円錐形の特徴をもつ成層火山で、2000年以上前に起きた噴火を最後にその活動を休止している。数千年もの活動休止と厳しい気象環境により、山頂部は浸食と崩壊が進み、火口などの顕著な火山地形は失われ急峻な岩壁や荒々しい岩稜帯の様相を呈している。「リシリ」(リイ・シリ)とはアイヌ語で「高い山のある島」という意味で、その高い山は利尻山を指し、島内からだけではなく隣島の礼文島や北海道北部の日本海沿岸からも望むことができる。昔から海上、地上交通の目印になってきただけでなく、この土地のシンボルとして「利尻富士」の愛称で親しまれている。高山植物も豊富で、その地理的、気候的環境からリシリヒナゲシやリシリゲンゲなどの固有種も見られる。また離島であるため大型哺乳類(ヒグマなど)や爬虫類(ヘビ)はいない。山頂からの眺望は島の全景をはじめ、礼文島・サロベツ原野・サハリンにまで及ぶ。山麓の2つの登山基地、鴛泊と沓形には天然温泉が湧いていて登山客や観光客の憩の場となっている。

「日本百名山」より

深田氏は礼文島からこの山を眺めている。夕陽に照らされた鋭い岩峰が印象的であったようだ。氏はこの山を「利尻岳」と呼んでいる。国土地理院では「利尻山」(りしりざん)という名称をつけていて、現地でも「利尻山」や「利尻富士」と呼ぶのが通常のようである。山の名前や歴史の解釈にこだわりをもつ氏がなぜ「利尻岳」と呼んだのかは不明である。海洋に聳えるその姿や山頂部付近の険しい岩稜からあえて「岳」と呼んだのではないかと推測される。
氏は沓形の街から8時間かけて利尻山に登った。山頂部は常に曇っていて絶えず強風が吹いていたため、安全な鴛泊への道を下った。雲の切れ目に垣間見た山頂付近の岩稜帯、特にローソク岩が印象的であったようだ。稚内への帰途、船上から遠ざかる利尻島を見て「利尻島はそのまま利尻岳であった」と述べている。深田氏の言うところの直裁素朴な感想で共感をもてる言葉である。




利尻島へのアプローチは札幌から飛行機を利用したり、東京から稚内まで飛んでフェリーに乗り継ぐなどの方法が考えられる。ここではコスト面を重視し、札幌から稚内まで都市間特急バスの特急わっかない号・はまなす号を利用し、稚内からはフェリーを乗り継ぐことをおすすめする。道内や利尻島での移動はレンタカーやタクシーを利用せず、鉄道やバスの利用で不自由はない。なお札幌ー稚内間の都市間特急バスは夜行便を利用すれば、宿泊費の節約と旅程の短縮になる。利尻島内のほとんどの宿泊施設がフェリーターミナルと鴛泊コース登山口の北麓野営場までの送迎を行っている。沓形コースを登る場合は、見返台園地までの送迎を行っている宿を選びたい。

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交通機関情報
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新千歳空港ー札幌間
最速36分 1040円 1日50便以上
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特急わっかない号特急はまなす号 (宗谷バス・銀嶺バス共同運行)
札幌大通バスセンターー稚内フェリーターミナル間 (札幌⇄稚内) 
5時間50分 (夜行便6時間30分) 片道 6000円 往復 11000円 回数券4枚綴り 20000円
1日6往復 完全予約制
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JR特急スーパー宗谷・特急サロベツ (JR北海道)
札幌ー稚内間 (札幌⇄稚内)
4時間59分〜5時間41分 9660円 1日3往復
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稚内ー利尻島鴛泊間           稚内ー礼文島香深間
1時間40分 2等 2180円 1日4往復        1時間55分 2等 2400円 1日3往復
稚内ー礼文島香深間           利尻島鴛泊ー礼文島香深間
1時間55分 2等 2400円 1日3往復          40分 2等 880円 1日2往復
利尻島沓形ー礼文島香深間
40分 2等880円 1日2往復         (5/1〜9/30の繁忙期間の便) 
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利尻島内路線バス (宗谷バス)
鴛泊フェリーターミナルー沓形間 (沓形→鴛泊→沓形)
最速32分 730円 1日5〜6便
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利尻島内タクシー・レンタカー情報ほか
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※このモデルルートはおすすめルートであり、一般的には鴛泊コースを往復する登山者が多い。よって「沓形コース→ 鴛泊コース」というルート案内ではなく、2つのコースに分けて案内する。

沓形コースガイド

沓形の街から登山口である見返台園地までは車で約20分、徒歩では1時間半ほどかかる。登山前夜は登山口まで送迎を行っている宿に宿泊することをおすすめする。このコースは鴛泊コースよりも距離は短いが、勾配はきつく急坂も多い。途中、崩壊地のガレ場や残雪(初夏まで)のトラバースがあるので初級者は経験者との同行を必要とする。下山は鴛泊コースをとる登山者が多い。


見返台園地駐車場の道路沿いにある登山口より鬱蒼とした針葉樹林の中へ入る。トドマツやエゾマツ、ダケカンバの混交樹林帯をすすんでいくと、五葉の坂あたりからは樹林の間に沓形港が見えてくる。眼下の景色を探しつつハイマツ帯となった道をすすむと高台に避難小屋がある。小屋裏にはトイレブースが設置されている。礼文島を一望できる礼文岩を過ごし、狛犬の坂、夜明しの坂という急坂を登り、視界の開けたハイマツ帯、8合目馬の背の稜線を歩く。さらにボタンキンバイやハクサンイチゲ、イワギキョウなどが群生している急斜面を登りつめると三眺の宮社がたつ三眺山の頂上に出る。利尻山山頂付近の荒々しい西壁や南稜が印象的である。背負子投げの難所と呼ばれる岩場をいったん下り、狭い稜線を歩き、親不知子不知の火山礫の斜面をトラバースする。ここは落石や滑落、転倒による事故も発生している難所で、6月〜7月初旬の残雪期にはアイゼンやピッケルが必要な場合もある。その後も足場の悪い岩場や火山礫の道をすすむが、やがて鴛泊からのルートと合流する沓形分岐に出る。その先山頂付近の登山道は崩壊と修復を繰り返し、ロープを張られた箇所も多く、足元に注意したい。頂上直下の岩場からは聳立するローソク岩が見え、砂礫の急斜面を登りつめた先が利尻山北峰となっている。頂上は双耳になっており、南峰が最高峰だが南峰へのルートは崩落が激しいので立ち入り禁止となっている。北峰には山頂神社が鎮座しここを山頂としている。

鴛泊コースガイド

稚内からのフェリー便はすべて鴛泊発着なので、一般的でポピュラーなコース。山頂までの距離が沓形コースより長いが、勾配が比較的緩やかで登りやすい。登山者のほとんどがこのコースを往復する。登山口のある北麓野営場までは鴛泊フェリーターミナルより約4kmで、徒歩約1時間、車で約10分の距離。島のほとんどの宿泊施設がこの登山口への送迎を行っている(要確認)。

利尻北麓野営場(3合目)から遊歩道を歩きだすとまもなく、日本名水百選に選ばれた甘露泉水が現れる。ここは利尻山中唯一の水場である。甘露泉水よりはポン山への分岐を分け、4合目針葉樹林帯の野鳥の森をぬけると、5合目あたりからはやや急坂のミヤマハンノキとダケカンバの樹林帯となる。樹林帯をぬけると6合目の第1見晴台で、礼文島や鴛泊市街が眼下に見える。ここからはハイマツ帯の尾根道となり、つづら折りの急登を繰り返す。7合目七曲、第2見晴台を過ぎれば、8合目長官山の頂上が見えてくる。長官山山頂からは利尻山の雄姿が眼前に迫る。長官山と利尻山の鞍部にある避難小屋まではやや緩やかな尾根道を行く。避難小屋からは再びきつい登りとなるが、リシリヒナゲシ、ボタンキンバイ、ハクサンイチゲなどの高山植物帯を観賞しながら歩をすすめることができる。9合目からは沓形からの合流点沓形分岐までは、傾斜の増したガレ場や滑りやすい火山礫の道となる。分岐から山頂付近の登山道は崩壊と修復を繰り返し、ロープを張られた箇所も多く、足元に注意したい。頂上直下の岩場からは聳立するローソク岩が見え、砂礫の急斜面を登りつめた先が利尻山北峰となっている。頂上は双耳になっており、南峰が最高峰だが南峰へのルートは崩落が激しいので立ち入り禁止となっている。北峰には山頂神社が鎮座しここを山頂としている。














※利尻山のトイレルール

登山口である利尻北麓野営場と見返台園地以外の登山コース上にはトイレはない。携帯トイレ(400円)の持参がルールとなってる。
携帯トイレ販売所 島内の各宿泊施設・コンビニ・観光案内所・キャンプ場など
携帯トイレブース 鴛泊コース 6・8・9合目、沓形コース 6合目、7〜8合目の間
携帯トイレ回収ボックス設置場所 利尻北麓野営場と見返台園地

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利尻島お役立ち情報サイト
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利尻島参考宿泊施設
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民宿えびす荘 (沓形地区)
利尻ふれあい温泉まで徒歩5分 沓形コース登山口までの送迎あり (片道一人1000円)
島の宿としては安い
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利尻山荘花りしり (鴛泊地区)
鴛泊フェリーターミナルより徒歩15分 利尻富士温泉まで徒歩5分 フェリーターミナル・登山口までの送迎あり
島の宿としては安い
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利尻北麓野営場 (鴛泊コース登山口)
鴛泊フェリーターミナルより徒歩1時間
テントサイト 500円 ケビン 5000円 (4人用・要予約)
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利尻島温泉情報
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沓形フェリーターミナルより徒歩5分
13:00〜21:00 (最終受付20:30) 年中無休 550円
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鴛泊フェリーターミナルより徒歩10分
11:00〜21:30 (6〜8月) 12:00〜21:00 (9〜10月) 年中無休 500円 コインランドリーあり
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セット登山の提案
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利尻山に登り、礼文島を歩く